Bandowz

俳優、ほとんど声優の坂東尚樹です。

記事一覧(20)

反論

- 噂の理由 - 最近「シャベルテック」についての面白い噂を耳にしました。「あそこは少し心を病んだような人間ばかり集まる所だから避けた方が良い」とおっしゃっている方がいるんだそうです。 こらまたエラい言われようですなあ。 確かに、公式ブログ「オンギロン」にはその手の話題や実例が少なくありません。一般的な「声優養成所」の宣伝が「始めやすさ」や「成功例」に終始しているのと比べたら「オンギロン」の「不成功例」の数は異常です。 でも、どうか誤解しないでください。「少し心を病んだような方の存在」は「シャベルテック」の専売特許ではありません。どんな「声優養成所」にもいらっしゃいます。特に「無試験で誰でも入れる大手校の1年め」にはウヨウヨしています。 中級以下の「声優養成所」はその辺をあんまり問題視しません。ごっそりすくった砂の中から砂金だけ選び出すシステムでないと授業料が集まらず、経営が成り立たないからです。「砂」には1年間の居場所を提供して、役目を終えたら卒業後に「不合格通知」を送るだけ。だから大勢いても目立たないんです。-「共演」という方法 -「シャベルテック」のレッスンの基本形は「共演」です。
「主役」を演じる受講生に対して講師が「脇役」を演じるのです。「相手役」を演じると、個々の問題点が直接「痛み」として感じられるので、よりピンポイントに的確なアドバイスができます。 例えば、感情の出し方が足りない人に対して過激なリアクションで台詞を返すと、簡単に良い表情を引き出せます。「会話」の間合いが悪い人にはマイクごと目の前に移動してみる事もあります。受講生どうしで組ませると互いの小さなミスが重なって共倒れになってしまう場合があるのですが、それも防げます。 このやり方だと「相手役」の存在感が無視できないくらい大きくなるので「夢」に逃げ込む事ができません。だから皆さん最初はうろたえるのですが、録音した自分の台詞が「プロの声優」みたいに変化しているのを聞くと必ず納得してくれます。 ただし、良い事ばかりではありません。 短い制限時間内に数人の相手役を務めるのはたとえ「プロ」でも重労働です。儲けが出るほどの大人数を相手にする事はとてもできません。 そして、そこまでやっても、
「目標」そのものがズレている人に対してはまるで効果が無いんです。- 効かないタイプ -「自分らしさが売れる仕事」だと思い込んで「声優」を目指してしまった方は例外なく「役作り」を嫌がります。「自分らしさ」が崩れる事を恐れて「役という他人」を受け入れる事ができないのです。こうした方のお話を集約してみると、こんな風になります。「声優みたいにもてはやされたくて入門してみたけれど、実際に授業に出てみたら自分は声優の仕事も練習も大の苦手で上に上がれなかった。今さら後には引けないので何とかスッと上に行ける方法は無いでしょうか?」 ……これでは教える側がどんなに頑張っても良くはなりません。 頑張れば頑張るほど講師の負担が増すばかりで、最悪の場合、可能性がある人に使うべき体力や集中力まで残らなくなってしまいます。だから、「シャベルテック」では「目指さない事」をお勧めする事があるのです。 もちろん、 大の大人が「人生の目標」と決めた事に対して意見するのですから中途半端な事は言えません。たとえその主張が明らかに「子供のわがまま」だとしてもです。「シャべルテック」では個々の進捗状態に応じて「レポート」を作成し、場合によっては「個人面談」を行い、相互理解の上でその後のレッスンの方向性を決めていきます。「前例」を徹底研究しているので「なれない可能性」に対する対策ノウハウはどこよりも豊富です。「シャベルテック」なら、「なれる可能性」を確認するのに1年もいりません。最長でも3ヶ月以内に正確な状態を把握する事ができます。そういう意味では「養成所」を決める前に、「予備校」的に通うのがもっとも正しい使い方かもしれません。 問題は、それが辛い結果であった場合です。 レッスンとは言え1度でも「共演」した事があると、「向いていない」という結論をお伝えするのはとても辛い事になります。印刷した「不合格通知」を配るのとはまるで質が違います。どうしても「痛み」と向きあう事は避けられません。 だから、「オンギロン」には「不成功例」の掲載が多いのです。 途中でお断りしなくてはならない辛いシーンをできるだけ減らしたいから、あらかじめ「こういう方は向いていませんよ」というパターンを発信し続けているのです。- お願い -「こういう方にはご遠慮いただいている」という話がなぜ「集めている」かのように吹聴されなくてはならないのか、甚だ疑問です。が、わざわざ他の方に「避けた方が良い」と進言されるくらいなんですから、余程の悪印象を抱かれているのでしょう。 その原因が私の筆力不足だとしたら本当に残念な事です。 ですから、 1度だけ挽回のチャンスをいただけないでしょうか?「あそこは少し心を病んだような人間ばかり集まる所だから避けた方が良い」とおっしゃっている方にお願いいたします。もしあなたが「声優養成所」を「単なる収入源」と考える方でなかったら、「シャベルテック」のレッスン会場にいらして、その目で実際の様子をご覧になっていただけないでしょうか? その目でお確かめいただいた上で「あそこはおかしな所だ」とご吹聴される分には何の文句も申しません。なんなら教室を畳んだってよろしい。が、やっと芽吹かせた「真の声優教育の可能性」が「なんとなくの印象」で途絶えてしまうとしたら、それほど残念な事はありません。 どうかお願いいたします。「無料見学」のお申し込み、心よりお待ち申し上げております。